S&P500の下値目安は3700〜3800ぐらいの模様


S&P500の下値目安は3700〜3800ぐらいの模様










下落が止まらないアメリカ株式市場だが、長期金利との兼ね合いでどうやらまだ下落はストップせず、S&P500でおおよそ3700〜3800ぐらいまでの下落を考えておいたほうが良さそう。







米国株が今年に入って大幅下落したことで、株価収益率(PER)への注目が強まっている。米連邦準備理事会(FRB)の積極利上げと地政学的な不透明感の高まりに照らして、買いを入れる価値があるほどに割安になったと言えるかが焦点となっている。

S&P500種全体の先行きの予想PERは最近下落したものの、長期平均の15.5倍に比べればなお高い。

コメリカ・ウェルス・マネジメントのジョン・リンチ最高投資責任者は、10年物米国債利回りが3.0─3.5%の範囲で推移し続けると、「PERを圧迫し続け、ひいてはグロース株とハイテク株の割引現在価値を押し下げる図式が継続する」とし、グロース株よりもバリュー株に有利になるとの見方を示した。

リンチ氏は、利回り上昇による株価圧迫は「おおむね織り込み済みだ」としながらも、「この要因が消え去るとは考えていない。しぶとく残るだろう」と述べた。