もし2022年に入って高配当ETFや保守的なポートフォリオにしていたらどうなっているか
もし2022年に入って高配当ETFや保守的なポートフォリオにしていたらどうなっているか
昨日と似たような内容で、もし「2022年は株式市場はパッとしないかも」という予想で以下のようなポートフォリオに組み替えていたら現在のパフォーマンスはどうなっているか。
まぁある意味完全なる「バックミラー」の世界。
思い浮かんだのは、昨日も取り上げた日本の投資家にも人気の高配当ETFであるVIGとSPYDに全振りしたケースやレイ・ダリオ氏やハリー・ブラウン氏のモデルポートフォリオ。
- Ray Dalio All Weather Portfolio
- Harry Brown Permanent Portfolio
- VIG&SPYD ・50/50
VIG&SPYDを50/50の割合で組んだポートフォリオがいちばんパフォーマンスがいい結果となった。
ここら辺は、SPYDに組み込まれているエネルギーセクターの絶好調ぶりが影響してると思うけど。
そして、これは「今年2022年に入ってから」の結果であって、じゃあ「コロナ禍前から」はどうかというと、その結果は下記。
単純にSPYだけの方がはるかに良いパフォーマンスとなった。
QQQだけだったら、さらに高パフォーマンスになっているはず。
要するに最初に書いたように単なる「バックミラー」だから。
ただこうして見ると、レイ・ダリオ氏やハリー・ブラウン氏のモデルポートフォリオは上下変動が少ないので、やはり老後や高齢期にこうしたポートフォリオにして「4%ルール」で引き出し運用はありかもしれん。