【日経】作家・橘玲氏のFIREブームに関する意見
【日経】作家・橘玲氏のFIREブームに関する意見
これまでの著書では、常にクールな視点で意見を書かれている作家・橘玲氏のこの頃のFIREブームに関する記事が日経であった。
経済的自立を果たし、早期退職する――。そんな「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」がブーム化するなど、新しい形のリタイアを目指す動きが活発になっている。理想の老後に向けてどのように備えるのがいいか、作家の橘玲さんに話を聞いた。
- 今のFIREブームに問題点はありますか。
- FIREを目指す運用はどうすればいいですか。
上記に関しては記事を参照のこと。
それよりも、自分は老後に関しての注意警鐘が興味をひいた。
老後について注意したいのは、「65歳から本当の経済格差がついてくる」ことです。65歳以降も働き続ける人と、年金収入だけになってしまう人との間で、所得格差が一気に広がるからです。
これから人的資本の価値がますます高まっていくことを考えると、「生涯現役」で働き続けて、少しでも長く自分の人的資本をマネタイズしていくことが重要になります。「生涯共働き」にできれば最強ですね。
現役時代にも目に見えてはいないが少しずつ格差がつき、老後になった時にはもう取り返しがつかないほどに格差が開いている、ということだろう。
気をつけないと。