「レバレッジETF」を利用した保守的なポートフォリオでFIREを目指す例
「レバレッジETF」を利用した保守的なポートフォリオでFIREを目指す例
昨日の記事の続きで実際に10万ドルで上記ポートフォリオを組んでみて、それにプラスしてオプション売り(カバードコール)をした場合の毎月受け取れるオプション料も調べてみた。
昨日の記事
どうせなら思いっきり元本を増やす方向で、レバレッジETFはSPXLではなくTQQQを選択してみた。
資産の配分は、株式50/債券50の保守的な配分が基本。
ただし、オプション取引が100株単位なので、それぞれのETFの今現在の原資産価格からちょうどいい配分を探ったら、下記の配分が原資産を保有しながらカバードコール(コール売り)に良さそう。
- TQQQ(55%) $55,000(原資産価格は$130と仮定) 423share(オプション4)
- TMF(45%) $45,000(原資産価格は$30と仮定) 1500share(オプション15)
そうすると、入ってくるオプション料がそれぞれ下記の金額となる。
(オプション料が$1のものをカバードコールした場合)
- TQQQ $400 (4share)
- TMF $1500(15share)
合計で$1900ドルだから、日本円でだいたい20万円ぐらいの収入が得られるという感じ。
これとTMFの配当がだいたい2%あるのでこれもプラスで得られる。
まぁ悪くない「お小遣い」という感じ。
あとはこのポートフォリオでだいたい約30%ぐらいの下落があったから、それに耐えて続けられるかどうか、という感じ。
ただこのデータはあくまでバックミラーだから今後も30%の下落で収まるかは不明だが。
耐えられれば上記のオプション料を毎月20万円貰いながら、元本は10年後は約30〜40倍の日本円にして約3〜4億円くらいに膨れ上がっている、という算段。