楽観的過ぎるマーケットだが、このままバブルに乗るのがある意味正解な戦略


楽観的過ぎるマーケットだが、このままバブルに乗るのがある意味正解な戦略









今日時点で「アメリカ30年物の長期債券の金利が2.0%」って明らかにおかしい状態だと思うけど。
明らかに、マーケットは楽観的過ぎる気がする。
手放しで資産額が増えてるのを喜んでいる段階ではない気がする。



下記は三菱UFJモルガン・スタンレー証券・投資ストラテジストの藤戸さんのロイター掲載コラム。





米国株式が連日のように史上最高値を更新している。通常の相場では「好材料が出て上昇する」のが一般的だが、現在の米国株は「特段の好材料がなくても最高値更新」が常態化している。


その最大の背景は、景気回復・企業業績の上振れが顕著になっているにもかかわらず、米連邦準備理事会(FRB)が超緩和策の長期化を志向しているためとみられる。投資家にとっては願ってもない状況で、膨張した余剰マネーが米株式市場に奔流となって押し寄せている。


ⅤIX指数(ボラティリティ・インデックス)が急上昇した場合には、投資家が不安心理に圧倒され、市場が動揺していることを表す。昨春のコロナ・ショックに際しては、ⅤIX(引けベース)が3月16日には82.6%まで急上昇していた。しかし、その後は、超緩和策、財政出動による景気対策が奏功して低下傾向を続け、今年7月2日時点では15.1%と昨春以来の最低を記録している。この状況は、投資家が楽観的になり、リスク意識が希薄になった可能性を示唆している。



下記の点で少し注意したほうがいい点を説明している。

  • <やさしいFRB>
  • <中古車上昇のからくり>
  • <整う原油価格上昇の条件>
  • <急騰する船舶運賃>
  • <見覚えのある住宅バブル>


しかし、パウエル議長以下の執行部は、春と景気・物価動向が全く変わっているにもかかわらず「物価高は一過性」、「超緩和策の長期化」というロジックを墨守している。これが投資家のリスク意識を低下させる誘因になっている可能性がある。


平成バブル、ITバブル、住宅・クレジットバブルを相場の渦中で実体験した身としては、この「必要以上に超緩和策を長期化させた」弊害を強く意識せざるを得ない。1989年夏以降の東京市場でも「特段の好材料がなくても株価は最高値更新」の日々が続いた。なにやら、当時抱いた違和感と同様な奇妙な恐れが、次第に高まっているように思える。


FRB執行部の物価認識の変化が遅れ、現状の後追い的な金融政策が発動された場合に、株式市場の大幅波乱につながることが想定されよう。もちろん、さらなる「過剰流動性相場」が続き、大胆なリスクテイクが好パフォーマンスをたたき出す可能性も否定しない。しかし、リターンと同様にリスクも高まっていることを認識しておくべきだろう。「薄い氷の上の舞踏」は、氷が割れた時に初めてリスクを意識するようになる。



当面は「バブル」っぽいけど、降りると利益を逸してしまうのでこのまま乗っているのが正解だと思う。

自分の場合は、原資産は「カバードコール」、先物オプションは5月から「ダイアゴナルスプレッド」にしている。







冒頭にも書いたが、アメリカ30年物の長期債券金利が、今日の時点で2.0%近くってのは明らかにおかしい状態だと思うけど。
まぁ、マーケットに自分がある程度合わせるしか対処しようがないが。
資産額が増えてる状況だが手放しで喜べる段階ではないのは確か。