リスク資産を持たないと人生は詰んでしまう(後編)


リスク資産を持たないと人生は詰んでしまう(後編)








昨日に続いての後編。
日経のまとめ記事の冒頭を昨日同様に掲載しておく。


日経の記事より。

日本は主要国の趨勢からかけ離れ、物価も賃金も上がらない環境が長く続きます。一方で成長が続く世界各国を起点に、モノやサービスの値上げの波が日本にも押し寄せています。広がる内外価格差によるひずみは、購買力の低下や人材の流出、国力の衰退をもたらします。「安いニッポン」の連載をまとめました。









今日は下にまとめた日経の記事の【3】のリスク資産について。


記事にある通り、マイホームも20年前に55%だった30~40代の持ち家率は5割を切っているようで、家を持つ層と持たない会社員の差が広がり、マイホームに手が届かない「プア中間層」が増えつつあるようだ。


株式や投信のような「ペーパーアセット」を持ってないばかりか、「ハードアセット」であるマイホームも持てないとなると将来相当ヤバいことになるよね。
もうとっくに年功序列で年取れば取るほど給料が上がるなんてのは終わって、むしろ40代くらいでピークを迎えてるからね。
実際、日経の記事にある「30~40代の持ち家率が5割以下」がそれを物語っている。


逆に資産をそれなりに持っていれば「安いニッポン」で暮らしていくのは案外簡単とも言える。以前流行ったピケティよろしく「資産価格」の上昇のほうが「労働賃金」の上昇よりも速いから、ある一定の資産価格までいくとその資産を所有しているだけで生活が出来るようになってしまう。




日経の「安いニッポン」それぞれの記事はこちら。



  • グローバル企業は付加価値を高め世界で一斉に値上げをするが賃金が上がらない日本では、そうした価格の上昇はひときわ消費者の負担感を高めているという話。





  • 異次元の金融緩和で円安が進行し輸入品は買いにくくなり、さらに賃金が伸びないなかでの円安は購買力の低下というデメリットの話。





  • アメリカや日銀の異次元緩和による「資産効果」での株などの資産を持つ富裕層と暮らし向きはそこそこでもマイホームに手が届かない「プア中間層」の話。





  • 経済成長で賃金が上がる中国が日本より高い金額で求人する業種も出てきて、優秀な人材が流出する懸念の話。