ビットコインなどの仮想通貨は投資としては著しく不向き商品で単なる送金手段
ビットコインなどの仮想通貨は投資としては著しく不向き商品で単なる送金手段
ビットコイン含む仮想通貨はやはり単なる「送金手段」として魅力あるけど、投資商品としては成り立っていないよね、という話。
以前自分もポートフォリオのインフレ対策も含めてビットコインに資産の1%くらい入れようかと考えて、国内と海外アメリカのファンドやカナダのETFなども含めて調べてみたが、やはりこういう資産価値が無く値動きが非常に荒い商品は超暴落待ちでいいと思った次第。
そもそも、ずーっとガチ放置のTLTのカバードコール(コール売り)のオプションプレミアムをもらいながらで十分インフレ対策になるというのもあるし。
少しだけ「握っておいて暴騰狙い」っていうのも「少しだけかんでおく」意味ではアリな戦略だけど、自分は例えポートフォリオの1%でも無駄な変動を大きくしたくないという考え。
だったらひたすら「ブラックスワン級のスペシャル暴落待ち」に徹している。
ブルームバーグより。
ビットコインの最高リスク分類、仮想通貨界は当局の姿勢に首かしげる
記事でいちばん納得したポイント
ビットコインの値動きについて「一貫性があるのはボラティリティーだけだ。急上昇し、ものすごい熱狂に包まれた後、大きく売り込まれるということの繰り返しだ」と指摘。 「信奉者であれば恐らくボラティリティーに耐えれられるだろうが、手っ取り早くお金を稼ぐための人気の手法のようだ、という理由だけで投資しているなら、ビットコインのボラティリティーは受け入れがたいものになっていくだろう」
記事にもあるが、「銀行はビットコインに手を出さないほうがいい」というバーゼル委員(BIS)の提言というか警告もポイント。
ビットコインを含む仮想通貨は、短期的収益を狙っている「投機家」の商品で、株式のような「投資家」がやっている単純なロング戦略で利益を上げるのは難しい商品だと再確認出来た。
だから、「仮想通貨」で「積立投資」なんてのは、はっきり言って意味不明。
やるのは個人の自由だけど、積立投資っていうのは「(途中上げ下げを繰り返しながら)長期的には価値が上昇していくもの」に有効な手法だから。
だから仮想通貨の場合、取るべきベストな手法は
【ちょっとありえないほどの物凄い暴落時に仕込む手法】がベストだと思う。
ということで自分はずっと指値で入れっぱなしで放置している。
価格は目安でいうと「今の価格の1/2」で総資産の1%分にしている。
当たり前だけど、ずーっと約定しない状態が続いているが、リーマンショックやフラッシュクラッシュくらいの超暴落のブラックスワン待ちなので、ひたすらこれを続けてればいい。
要するに冒頭にも書いたが、
ビットコインなどの仮想通貨は送金手段としては魅力的だけど「投資家」の投資対象にはならないよねってこと。一攫千金狙いの「投機家」に任せとけばいいよ、そういうのは。