今からコモディティーに投資するとしたら
今からコモディティーに投資するとしたら
コモディティーやゴールドは、あくまでポートフォリオのごくごく一部の存在でるべきと思うが、気がついたら原油を含めてコモディティーがかなり上がっている。
自分はポートフォリオ内では、ゴールドETFをオプション取引でスプレッドで保有して放置している。
この頃インフレ懸念がちょくちょく話題になってるので、今回はコモディティーETFの話。
モトリーフールより
【米国上場コモディティETF】最新パフォーマンスランキング2021年5月
ポイントは下記。
- FRBによる当面の金融緩和姿勢継続への期待とインフレ率上昇
- インフレ率の上昇はコモディティ相場にはプラスに働く
今年2月の欧米のマーケット関連のニュース記事では、「Commodity Super Cycle」が到来し、コモディティ市場全体が今後長期にわたって上昇していく可能性についてたびたび伝えられていました。
これまで見られたコモディティのスーパーサイクルですが、本当の意味でのスーパーサイクルは3つほどに限定されていると言われています。
最初のものは、1910年頃のアメリカの急速な工業化、次に1950年頃の第二次世界大戦後のドイツと日本の再工業化 、そして2000年初頭のBRICS諸国の成長が挙げられます。
記事で紹介されているETFは下記。
- iShares S&P GSCI Commodity-Indexed Trust
- Invesco DB Commodity Index Tracking Fund
- Invesco Optimum Yield Diversified Commodity Strategy No K-1 ETF
ただ実際は、下から上のETFに従って純資産、出来高が細っていく。
最下段のETFが、コンタンゴ対策されているので一番人気になっている。
SPYとそれぞれの商品およびゴールドETFの2年チャートが下画像。
コロナショック時はゴールドがいちばん下落率が小さい。
不安定時に強いゴールド。
商品ETFは株式とほぼ連動してるから、
今から入るなら当然「オプション」で、こういうケースこそ「ファーアウトオブザマネーのストラングル売り」だと思うけど。
昨日の記事にも書いたが、「VIXのショート(とETF版のSVXY)」はありえない戦略だね。
ただし扱いやすいのは、直感と反対で「ATMのストラドル売り」のほうが「ファーアウトオブザマネーのストラングル」より上だとは思う。
インした場合のその後の処理が楽、という意味で。
まぁ今からコモディティーに入るとしてもせいぜい「資産の3%ぐらい」で十分だと思う。
ただし、どのETFも長期オプションは無しだから管理がチト面倒くさい。