大幅下落か単なる調整で終わるのか〜グリーンシル破綻とアルケゴス問題
大幅下落か単なる調整で終わるのか〜グリーンシル破綻とアルケゴス問題
何だか2月から3月のこの時期になると必ず不穏な空気になる。
3月に入って発生した「アルケゴス」と「グリーンシル」の話題、というか問題。
日経より。
過去の例をひもとけば、バブルの発生と崩壊は大まかに以下のような流れをたどるケースが多い。
①金融緩和・財政政策による「カネ余り」
→②投資対象の拡大(金融技術の革新)
→③相場の高騰→④投資の大衆化
→⑤過度な楽観
→⑥なんらかの引き金(利上げなど)
→バブル崩壊――
というパターンだ。
アクティブETFやSPAC、SCFといった新たな投資手法の登場は②にあてはまり、スマホ証券の普及による個人投資家の投機熱が高まるのは③から④の構図が実現しつつあるようにもみえる。
過去の経験則に習えば、今後の焦点は⑤の過度な楽観が広がっているのか、⑥のなんらかの引き金が引かれ得るのか、に移るだろう。
前編はこちら。
とは言え、自分でやる事、やれる事といったらせいぜい「カバードコール」を「レシオ」にするぐらいかなぁ。
ずーっとガチホが、投資家として正しい姿勢だからね。