今夜のFOMCでバリュー株優位が継続かグロース株が反転するか
今夜のFOMCでバリュー株優位が継続かグロース株が反転するか
久しぶりにVIXが大きく動くかもしれない。
日経より。
ここ数年、海外株ファンドの運用成績は、米国の巨大IT(情報技術)企業であるGAFAM(グーグルの持ち株会社アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト)に代表されるグロース銘柄をどれだけ保有しているかで明暗を分けた。過去1年のGAFAM5社の株価上昇率は平均で5割超とS&P500を大きく上回り、GAFAMの組み入れ比率が高いファンドの基準価格を押し上げてきた。
図はVTIとQQQとARKK(日本では一部の証券会社でのみ購入可能)の比較
GAFAMが一転
ところが2月以降は米国の長期金利の上昇とともにグロース株優位の相場の流れが変わり、割安株や高配当株などが見直されている。これまで好調だったGAFAM比率の高いファンドも、多くは直近で運用成績が足踏みしている。今後の相場展開次第では、GAFAMが一転してファンドの重荷になる恐れもあることを投資家は認識しておく必要がある。
さて、今夜のFOMCと金曜日のクアドロプル・ウィッチング・デーなので、VIXやVXNが大きく動きそうな予感。
こんな時はなおさら静観しとくに限る。