インデックス投資、これまでは米国株のみの圧勝。でこれからは?


インデックス投資、これまでは米国株のみの圧勝。でこれからは?










理論上は「全世界」に投資して分散するのがベストな投資法。

だがパフォーマンスは全く違うという現実の話。




日経より。



米国株インデックス投資の勧め(岩崎日出俊)




「MSCIコクサイ」という日本を除く世界先進22カ国の株式の値動きを反映したインデックスに投資することもできる。ただし、MSCIコクサイはS&P500への投資に比べ見劣りしてきた。原因は、(1)MSCIコクサイの72%を米国株が占める(2)残り28%を占める欧州やカナダ、オーストラリアなどのパフォーマンスがリスク、リターン双方において米国株より劣後してきた。











下のグラフからもそれが確認できる。

MSCIコクサイ(TOK)、全世界(VT)、アメリカ除く全世界(ACWX)、アメリカ(S&P500)の比較












「世界先進22カ国」というと聞こえはよいが、先頭集団である米国企業の後を走っている欧州勢などを無理にファンドに入れても、高いパフォーマンスは得にくい。「米国単体ではリスクが心配だ」としてMSCIコクサイを選ぶという人もいるが、72%が米国株という構成比率を考えると、米国リスクからの回避になっていない。



まさにコレ。

ほとんどアメリカが占めているから他の地域を入れると分散されるけど逆にパフォーマンスが落ちてしまう、というのが約10年以上続いている。

これだけの年数が積み重なると資産額にも影響を及ぼしてくる。






もうひとつ重要な点がある。米国株インデックスに組み入れられている企業がビジネスの相手にしているのは、多くの場合、世界市場であることだ。米国内以上に米国の外で売り上げを得ている企業も多い。S&P500は米国の500社の時価総額を加重平均して株価指数化しているが、実はたった10社で500社全体の時価総額の3割を占める。そしてその10社のいずれもが世界市場に進出し、そこで収益を得る地歩を築き上げている。









GAFAMに限らず「名前を聞いたことのあるアメリカの企業」でグローバル展開してないところなんてないでしょ。だからこそ名前ぐらい聞いたことがあるわけで。


そうでなければ「名前すら知らないアメリカの企業」でしょ。



次の10〜20年は米国株よりも全世界株式のほうがパフォーマンスは良くなるかもしれない。

そう考えて全世界株式に賭けるというのは、逆に言えば、「アメリカ以外の地域」が「アメリカ」よりもかなりパフォーマンスが良くなることに賭けているとも言える。



自分的には「アメリカだけ」でも問題無し、というスタンス。