(続)レイ・ダリオ氏のオールウェザーポートフォリオをバンガードETFで代替してみた
(続)レイ・ダリオ氏のオールウェザーポートフォリオをバンガードETFで代替してみた
昨日の続きで、アメリカ30年債長期金利の上昇が続いているので、レイ・ダリオ氏の「オールウェザー・ポートフォリオ」を、経費率がより安いバンガードのETFで代用できないか試してみた。
- レイ・ダリオ氏のオールウェザー・ポートフォリオ
- 債券部分(TLT,IEF)をバンガードETF(VGLT,VGIT)
- 上記のVGITを、より広範囲にカバーしている最もメジャー債券ETFであるBNDに変えたバージョン
の3つとS&P500との比較。
今回は、コロナ禍&長期金利上昇のあった2020年以降のみでこの3つのポートフォリオの比較をしてみた。
オールウェザー・ポートフォリオにほぼほぼ近い形で、より経費が抑えられるバンガードETFで行けそうな感じ。
VGITはオリジナルのオールウェザー・ポートフォリオでのIEFと微妙に組み入れ銘柄に違いがあり、VGITには3年もの以降の債券が組み入れられているので、BNDに変えたバージョンも試してみたが、どうやらVGLTとVGITで良さそうな感じ。
ちなみに、TLTとVGLTも微妙に組み入れ銘柄が違っていて、VGLTは10年ものの債券も組み入れられている。
今は、TLTを保有しながらカバードコールをしているが、本来なら債券はポートフォリオ全体ではクッションの役割を果たす、というか、その役割を求めている。
だから別に債券ETFの部分は、オプション取引をせずに、そのかわりに経費が安いバンガードETFで保有できないかと思った次第。
長期金利の動向次第だが、ゆくゆくはこのポートフォリオを目安としておこう。