【書評】DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
【書評】DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
図書館で借りた下記の本。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
本書のポイントは、
お金は人生を充実させる道具だから、将来への不安解消のために貯め込むことばかり考えてないで、今の人生を充実させる様々な体験に使ったほうがいい。老後のために今を我慢して喜びを先送りにしないほうがいいよ。
といった主張で、
究極は「死ぬ時に資産をゼロにして人生を終わりにしよう」
というもの。
たしかに、例えば遊びにしたって10代、20代の時にしかできない遊びや経験をやってみる価値があるのも事実。いわゆる、(悪ノリ系の)合コン、パーティー、キャンプなどは若い時にしか出来ないからね。
仕事でも同様にそういった若い時にしか出来ない(やれない)事を一切やらずに、金を貯め込むだけの人生も「つまらない人生」だと思う。
あとはサーフィンやスノーボード、ダイビングなどの趣味でも、歳と共に、プレースタイルの変化などあるし。
金も大事だけど時間(もしくは有限という意味では時間のほうが)も大事。
また本書で面白いと思ったのは、
- 「タイムバケット」(時間のバケツ)
というツールで、
「残りの人生で何がしたいのかを時間的枠組みで記入してリストアップする」ツール。
例えば、
「45〜50歳:カリブ海旅行でジンベイザメと一緒に泳ぐ」
「50〜55歳:イタリアのアマルフィでセーリング、新しい外国語を学ぶ」
など。
金のことを気にせず健康と時間だけに目を向けて楽しそうな事、やりたい事を早めに計画を立てて実現させるのがポイント。
これは使えるのでリストアップしてみたい。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール