アメリカ長期国債ETFの比較 ( BLV, EDV, TLT )
アメリカ長期国債ETFの比較
( BLV, EDV, TLT )
長期ホールドのポートフォリオは、「VTI+QQQ+TLT」で、これにそれぞれカバードコールをしているが、債券部分を他の長期国債ETFにした場合、どうなるかを調べた。
対象は、いずれもバンガードのETFでBLVとEDV。
どちらもTLTよりExpense Raioが低いのでかなりローコストでの運用が可能。
- TLT : 0.15%
- EDV : 0.07%
- BLV : 0.05%
と、TLTの半分以下のコストとなる。
ただし、BLVとEDVはTLTと違いオプションは無いので、これらをメインに変えて組み入れたら、完全にほったらかし状態。
やることといったら、せいぜいDRIPだけ。だから、かなり楽な状態ではある。
普段組んでいるTLTのカバードコールの利益率を考えると、
上記のExpense Ratioの差ぐらいは十分吸収出来ている。
が、カバードコールの手間が面倒くさなったら、
これらのETFをメインにしてもいいかもしれない。
Portfolio Visualizerで50/50のポートフォリオで組んで出してみたのが次の画像。
BLVは社債なども組み入れているからブレが激しくなる。
すっかりTLTを組み入れてブレ幅の少ない状態に慣れているので、いまさらこの上下変動は受け入れられないな。
となると、
やはりEDVが候補で、オプション利益分のリバランスをEDVにしてもいいかもしれない。
もちろん原資産のEDVのカバードコールは無し(というか取引不可)で、放置状態。
これはこれで追加投資分は楽になるからいいかもしれない。
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