投資を始めるギリギリの年齢とは?
投資を始めるギリギリの年齢とは?
日経の記事より。
記事で気になった箇所。
- 緩和マネー相場 成功体験に
足元の収入だけでなく、将来も一段と見通せなくなった―そんな不安から投資に踏み出す人が増えている。
- 初心者急増20~40代層厚く
年代別にみると、30代の新規口座数が最も多く、3~8月で33万口座が開かれた。20代も30万を超え、40代も25万を超える開設数だ。この層は初心者比率も目立って高い。
本日の投稿の「投資を始めるギリギリの年齢」は、
自分が思うに「40代まで」だと思う。
なぜか?
(そもそも自分の場合、前提として投資は「インデックス運用」としている)
以前は、株式運用は平均年率「7%」で運用と言われていた。
これでも元本が2倍になるのに約11年かかる。
今では「7%」なんてありえない数値で、幅があり過ぎるが、
大体「3〜5%」くらいと言われている。
そうすると、最低値の「3%」だと、元本が2倍になるのに、約24年。
40歳で始めて64歳くらいにやっと2倍になるイメージ。
通常、投資初心者は、大幅に下落した時や大幅に上昇している時に参入する傾向が多い。
その場合もし、50歳代やましてや60歳代で投資を始めても、下手すると10年後や15年後の肝心の引き下ろす時に、相場が下落した場合、大幅に損失になってる可能性もある。
そう考えると、投資を始めるギリギリの年齢は「40歳代」だろうな。
これでも遅いとは思うけど。
その他、記事で気になったのは下記の箇所。
- 成長株値動き 変調の足音
株式分割で個人マネーを集めたテスラやアップル株の値動きは足元で振幅が大きくなっている。コロナショック後に参入した投資家は相場の極端な下落をほとんど経験していない。長期の資産形成を進めるには、相場を冷静に見つめる必要もありそうだ。
実際には、順調に資産を増やせる過程で必ず下落相場にぶつかるんだから、
それを考えても、「40歳代」がまさにギリギリ。