書評「テクノロジーバブル〜Bubbles and Crashes〜」
書評「テクノロジーバブル〜Bubbles and Crashes〜」
本書は、著者達が独自のフレームワークを用いて、58の主要な技術イノベーションに関して、バブルの考察をしている。
58の技術イノベーションには、「AMラジオ」「航空機」「組立ライン」「レイヨン」「内燃機関」「カラーテレビ」「ジェットエンジン」「白熱灯」「トランジスタ」「電子コンピューター」など、他にも多岐にわたる。 バブルになったものとバブルにならなかったものがあり、それらを数値化している。
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テクノロジー・バブル
6つのフレームワークを用いてバブルの考察
そのフレームワークとは、下記である。
自分が利用出来るかどうかは分からないけど、一つの視点として記録しておく。
(252頁より)
バブルに翻弄されないために何が出来るか
市場で 売買されている ある種の資産にバブルの疑いがある 場合に 検討する6つの観点。
- ストーリー
- 利用
- 投資初心者
- 専業企業
- 競争
- ビジネスモデル
- ナラティブのアクセラレーター
ナラティブを大きく推進するものや人が存在するか。 幅広い情報源に当たれるか。
- レバレッジ
大きなレバレッジがかかっているか。仲介業者が使用な役割を果たしているか。
(277頁より)
個人投資家には.私たちのフレームワークを使って、自分が関心を持った投資状況について一連の質問項目を検討してみることをお勧めしたい。
テスラ(TSLA)について
著者はテスラ(TSLA)についても下記のように述べている。
(以下249頁より)
テスラ株のバブル崩壊は予測されるだろうか。
私たちのモデルは、その可能性を示している。
消費者が目にする技術であり、
不確実性が高く、
優秀な起業家がカーテンの後ろで糸を引いている。
私たちが思うに、
電気自動車市場に参入する既存自動車メーカーが強い反応を示すことや、
こうした競争に直面して株価がいかにに下がるかについて、
投資家は無視しているのではないだろうか。
テスラ株式はいずれ現実的な価格に落ち着くと私たちは考えている。
そうなったときには、ぜひ知らせてほしい。
ちなみに、テスラ(TSLA)の現状。
まだ低金利が続くし、当分先かな。分からんけど。
確かに、自分が保有しているQQQのトップ10の中では、チャートの上昇スピードや、
話題性などで少し不安要素ではある。
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