VTIに各種の債券ETFを組み合わせて利回り向上を検証してみた
TLTを必ずポートフォリオに加えているのは、
「ポートフォリオ全体でのクッション効果」のため。
とは言え、BND、AGG、ましてやVTCなんかの利回りには及ばない低金利状況下。
その低利回りを、少し改善出来るかを調べてみた。
ま、あくまでネタ的にだけど。
前提条件は下記の通り。
上記の条件で、現在のポートフォリオ(VTI 50%+TLT 50%)と比較してみた。
選んだのは、
- CWB(コンバーチブル債券ETF)
- PFF (優先証券ETF)
- IEF (アメリカ中期国債ETF)
利回り優先のETFが上2つ、IEFを入れたのは「レイダリオ・オールウェザー風味」の結果が知りたかったから。
今回も同様に下記のサイトでチェック。
Portfolio Visualizer
結果は以下の通り。
ETF Launch の都合上、2009年5月からしかデータがないので少しサンプル数少な過ぎるね。
まぁ一つの参考にはなるけど。
- コンバーチブル債券ETFと優先証券ETFを組み入れてもSTDEVやSharp Ratioの改善は余り見られない。
- 長期国債ETFに中期国債ETFを組み入れると、長期国債ETFのみよりSTDEVやSharp Ratioに若干改善が見られる。
- いずれも株式だけ保有よりも当然だが、ブレは抑えられる。