ポートフォリオシンプル化の考察_2


ポートフォリオシンプル化の考察_2


昨日の記事ではポートフォリオを「擬似VTI+TLT」でほぼ「SP500」に追随できている
ことは分かった。

「擬似QQQ+TLT」も同様なのが分かった。

でも、QQQの場合は、2000年のITバブル崩壊のデータを調べないと判断が出来ない。


今回も同様に下記のサイトでチェック。


Portfolio Visualizer


なるべく古いデータまで見たいので、下記で代用。

VTIはVTSMX
QQQはVIGRX
TLTはVUSTX

で代用。2000年から2020年のデータをチェック。
今回は、QQQも上場しているので入れた。





2000年から2020年のそれぞれの数値結果は、


【資産額】

SP500             約3倍
擬似VTI           約4.6倍
擬似QQQ        約4.7倍
QQQ                約5.1倍

いずれも債券半分入りの構成がSP500よりもパフォーマンスが良い。



【STDEV】

SP500           15.0
擬似VTI           7.7
擬似QQQ        8.1
QQQ              10.9

擬似VTIがSP500もよりも大幅にブレが抑えられている。
擬似QQQは正解には、大型グロースのため、QQQよりも抑えられている。



【Sharp Ratio】

SP500               0.33
擬似VTI             0.79
擬似QQQ          0.76
QQQ                  0.64

SP500に対して、擬似VTIが最も良い数値。
むしろ、ITバブル崩壊を挟むとQQQは数値が下がる。



【Market Correration】

SP500               0.99
擬似VTI             0.72
擬似QQQ          0.69
QQQ                  0.70

これもSP500に対して、いずれも相関性が下がって、余り差はないと言える。



むしろ今回のデータで1番問題なのは、これ。

【Market Drawdown】

SP500               -50.9%
擬似VTI             -20.3%
擬似QQQ          -18.5%
QQQ                  -41.7%


SP500と比較して、QQQ +TLTの組み合わせは、ほとんどクッション効果が無いこと。
擬似VTIと擬似QQQは、大幅に減少を軽減出来ている。



結論 :   やはりVTIに債券を半分入れればリスク減少、リターンが改善する。



2015年ぐらいから、IT銘柄を中心として、ずっとQQQの優位性が続いているが、
素直にシンプルに「VTI +TLT」が良さそうだね。
「大型グロース+TLT」の組み合わせも良さそうだけど。


良く言われているのが、「IT銘柄は生活必需品になっているからグロース的では
無くなった」とかの論調。
よく聞くけど。


コロナ禍でQQQのパフォーマンスも良いので、なおさらそういった意見を聞くが。
いつもの「This time is different 」だと思うけどね。


今回、QQQ(ナスダック指数)が大幅下落したら、SP500やオールカントリーも
恐らくかなりの下落になるな。
いずれもGAFAMが引っ張ってるのが現状だから。
以前のITバブルとの違いはそこかな。今のところ。


当面、「VTI+QQQ +TLT」でいって、1〜2年後にシンプルに「VTI +TLT」に
入れ替えた方が良さそうだね。
その間にこれらのセクター動向も判断すればいいな。